有髪頭部における脳波計測のためのポリマ製微小針ドライ電極

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS15018

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2015/05/29

タイトル(英語): Polymer-based dry microneedle electrodes for EEG measurement on the hairy part of the scalp.

著者名: 荒井 都子(慶應義塾大学),三木 則尚(慶應義塾大学)

著者名(英語): MIyako Arai(Keio University),Miki Norihisa(Keio University)

キーワード: 脳波|ドライ電極|微小針|ポリマ|EEG|dry electrode|microneedle|polymer

要約(日本語): 脳波計測では電気抵抗の大きな角質層が障害となる．現在広く用いられているウェット電極は，計測前にこの角質層を除去し電解質のペーストを塗布してから使用しなければならない．一方微小針電極は角質層を直接貫通できるためこれらの手間が省ける．しかし，微小針アレイだけでは髪が障害となって針が頭皮に接触しづらい．よって本研究では，微小針が頭皮に接触しやすいよう髪をよける隙間を持ったドライ電極を提案する．

要約(英語): This paper reports a successful electroencephalogram (EEG) measurement from the hairy part of the scalp using a polymer-based dry microneedle electrode. The electrode consists of 25 pillars, each of which has a sharp microneedle on the top. Hairs are collected into the gaps of the pillars and the microneedles can reach the scalp surface.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,362 Kバイト