誘電泳動現象を利用した迅速DNA検出法の細菌検出への応用

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS15045

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2015/07/02

タイトル(英語): Bacteria Detection using Rapid DNA Detection Method Based on Dielectrophoresis

著者名: 丁 震昊(九州大学),笠原 弘道(九州大学),中野 道彦(九州大学),末廣 純也(九州大学)

著者名(英語): Zhenhao Ding(Kyushu University),Hiromichi Kasahara(Kyushu University),Michihiko Nakano(Kyushu University),Junya Suehiro(Kyushu University)

キーワード: 誘電泳動|ＤＮＡ検出|細菌検出|ＰＣＲ|Dielectrophoresis|DNA detection|Bacteria Detection|PCR

要約(日本語): 筆者らは誘電泳動現象を利用した迅速DNA検出法を開発している。この検出法は、誘電体微粒子表面に目標DNAを修飾することによる誘電特性変化を応用し、誘電泳動現象を利用してDNA修飾された微粒子のみを微細電極に捕集し、この捕集によるインピーダンス変化を計測する方法である。本研究では、違う濃度の大腸菌から抽出したDNAを検出目標とした。結果として、細菌濃度の増加に伴いインピーダンスの変化速度も増加した。

要約(英語): The authors have proposed a new rapid DNA detection method using Dielectrophoretic Impedance Measurement. In this study, we used bacterial as detection target. As a result, conductance increase speed increased as the increasing of target concentration.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,655 Kバイト