FRETを活用した、B/F分離の不要な受容体結合実験に用いる蛍光性ペプチドリガンドの有用性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS17065

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2017/12/14

タイトル(英語): The fluorescent peptide ligand used for receptor binding assay unnecessary for B / F separation utilizing FRET

著者名: 河野 奨(姫路獨協大学),安保 明博(東北医科薬科大学),杉野 千尋(姫路獨協大学),福武 眞子(姫路獨協大学),白木 孝(姫路獨協大学)

著者名(英語): Susumu KAWANO(Himeji Dokkyo University),Akihiro AMBO(Tohoku Medical and Pharmaceutical University),Chihiro SUGINO(Himeji Dokkyo University),Masako FUKUTAKE(Himeji Dokkyo University),Takashi SHIRAKI(Himeji Dokkyo University)

キーワード: 受容体結合実験|ＦＲＥＴ|ノシセプチン|receptor binding assay|FRET|Nociceptin

要約(日本語): ノシセプチンの構造活性相関を研究するためには、対応する受容体との親和性を検討する事が必須である。一般的に受容体の結合実験は対応するリガンドを放射性同位元素等で標識して、B/F分離を行う必要があり、多検体を同時に処理するのは困難であった。そこで受容体結合実験を効率的に行うためにFRETを活用して、B/F分離の不要な受容体結合実験に用いる蛍光性ペプチドリガンドの有用性を検討した。

要約(英語): We investigated the usefulness of fluorescent peptide ligand used for receptor binding assay unnecessary for B/F separation utilizing FRET. The peptide consisted NOP receptor ligand NC(1-13)NH2 and Dansyl phosphor. The FRET intensity of the ligand-receptor complex varied in a receptor concentration-dependent manner.

原稿種別: 日本語

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