層状酸化マンガンナノシートを用いた高感度QCM型メタンチオールガスセンサ

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS19005

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2019/03/08

タイトル(英語): Ultrahigh sensitive methanethiol gas sensor by quartz crystal microbalance using layered manganese oxide nanosheets

著者名: 都倉 勇貴(慶應義塾大学大学院),河村 直弥(慶應義塾大学大学院),鈴木 隆起(慶應義塾大学大学院),緒明 佑哉(慶應義塾大学大学院),白鳥 世明(慶應義塾大学大学院)

著者名(英語): Yuki Tokura(Keio University),Naoya Kawamura(Keio University),Ryuki Suzuki(Keio University),Yuya Oaki(Keio University),Seimei Shiratori(Keio University)

キーワード: ガスセンサ|呼気|水晶振動子|酸化マンガン|ナノシート|層状ナノシート|gas sensor|breath|QCM|manganese oxide|nanosheet|layered nanosheet

要約(日本語): 層状酸化マンガンナノシートを水晶振動子上に製膜することで，メタンチオールガスを低濃度で検知するガスセンサを作製した．また、層状ナノシートを使用していることから、ガスはナノシートの表面だけでなく層間へ作用させることができると考えられる。以上の要因から，作製したガスセンサはメタンチオールガスに対して高い感度を示した．

要約(英語): Here, we fabricated quartz crystal microbalance (QCM) sensor with layered manganese oxide nanosheets for methanethiol. Owing to the combination of the mass measurement of the adsorbed gas by QCM and the adsorption in the interlayer of layered nanosheets, the fabricated sensor exhibited great performances such as high sensitivity.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 997 Kバイト