微小針電極を用いた帽子型脳波計の開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS19021

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2019/06/06

タイトル(英語): Development of EEG-Hat with microneedle electrode

著者名: 川名 拓己(慶應義塾大学),吉田 有里(慶應義塾大学),三木 則尚(慶應義塾大学)

著者名(英語): Takumi Kawana(Keio University),Yuri Yoshida(Keio University),Norihisa Miki(Keio University)

キーワード: 脳波|ウェアラブル|微小針|ドライ電極|精密加工|帽子型|EEG|Wearable|Microneedle|Dry electrode|Micro fabrication |Hat-type

要約(日本語): 脳波を日常的な医療に応用するための研究では、ウェアラブル型の脳波計が必要である。当研究室では、脳波計測用の微小針電極を開発した。当電極はその構造により、有毛部で前処理なく脳波計測が可能である。本研究では当電極を用いた帽子型の脳波計を開発した。当脳波計は髪をかき分ける機構を持ち、被験者の頭部形状に対して可変である。当脳波計を用い、手で髪をかき分けることなく3チャンネルでの脳波計測に成功した。

要約(英語): In the research for applying the EEG to daily medical treatment, a wearable electroencephalograph is required. In this research, we developed EEG-Hat, a hat-type electroencephalograph with dry microneedle electrode. This electroencephalograph has a mechanism for separating hair. EEG-Hat succeeded in EEG measurement on three channels without manual separating hair.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,404 Kバイト