PSOを用いた電圧無効電力制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 1

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Voltage and Reactive Power Control by Particle Swarm Optimization

著者名: 青木 秀憲(東海大学),水谷 芳史(東海大学)

著者名(英語): Aoki Hidenori(Tokai University),Yoshibumi Mizutani(Tokai University)

キーワード: PSO|電力損失|電圧無効電力制御|制御手順|particle swarm optimization|power loss|voltage and reactive power control|control process

要約(日本語): 　電力系統は，電気エネルギー需要の増大と共に電源の偏在化，巨大・複雑化が増している。そのために，無効電力設備等によって制約条件を満足しながら電力損失を軽減し，より多くの電力を輸送するための電圧無効電力制御（VQC）問題が重要な課題となっている。
　そこで，本論文はこのような問題に対処するために様々な組合せ最適化問題に適用されているparticle swarm optimization（PSO）に注目し，このPSOに制御手順を与えることができる改良型PSOを開発し，全系統で評価して調整用設備機器1台ずつの制御がより効果的に実現できる，新しいアルゴリズムを構築した提案手法である。
　本論文ではこれを15母線系統やIEEE?118母線系統に適用して，これまでのPSOと改良型PSOを比較し，その特性を検討している。

PDFファイルサイズ: 5,803 Kバイト