非線形連成振動モデルを用いた多機くし形系統におけるHopf分岐特性の解析
非線形連成振動モデルを用いた多機くし形系統におけるHopf分岐特性の解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 8
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): Analyses of Hopf Bifurcation Characteristics in Longitudinal Power systems by Using a Nonlinear Coupled Vibration Model
著者名: 渡邊 政幸(大阪大学),三谷 康範(大阪大学),辻 毅一郎(大阪大学)
著者名(英語): Masayuki Watanabe(Osaka University),Yasunori Mitani(Osaka University),Kiichiro Tsuji(Osaka University)
キーワード: 電力系統|過渡安定度|Hopf分岐|非線形周期軌道|連成振動|power system|transient stability|Hopf bifurcation|nonlinear limit cycle|coupled vibration
要約(日本語): 電力系統は大規模な非線形システムであり,大擾乱発生時など平衡点から離れた領域においては非線形性の影響が大きくなるため,過渡安定度評価においては非線形性を考慮した解析が重要となってくる。これまでに,系統の動揺波形を用いて構成される非線形近似モデルを用いてHopf分岐理論に基づく非線形周期軌道によって定まる安定領域を評価する手法が提案されてきた。しかし,他モードの影響が大きくなる場合においてはこの手法では不十分である。そこで,本稿では,他モードの影響を考慮して構成した非線形連成振動モデルによって分岐特性を評価する手法を提案し,多機くし形系統における長周期動揺の非線形性によって決まる安定性の評価を行う。
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