多地点同期フェーザ量計測に基づく発電機動揺特性の解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 12

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Analysis of Generator Oscillation Characteristics Based on Multiple Synchronized Phasor Measurements

著者名: 橋口 卓平(大阪大学),吉本 真呂(大阪大学),三谷 康範(大阪大学),佐伯 修(大阪大学),辻 毅一郎(大阪大学)

著者名(英語): Takuhei Hashiguchi(Osaka University),Masamichi Yoshimoto(Osaka University),Yasunori Mitani(Osaka University),Osamu Saeki(Osaka University),Kiichiro Tsuji(Osaka University)

キーワード: 発電機動揺|GPS|位相計測|ウェーブレット解析|減衰係数固有角周波数|generator oscillation|GPS|phasor measurements|Wavelet analysis|damping coefficientnatural angular frequency

要約(日本語): 著者らはGPS(Global Positioning System)を用いた時刻同期機能を持つ位相計測装置（Phasor Measurement Unit）に着目し，これを西日本の各地の大学に設置することで，全体の動特性を観測するシステムを構築した。本論文ではPMUを利用する方法の応用例して，PMUの設置点として発電所の所内電源を用いることにより，発電機の動揺特性を推定する方法を構築した。大阪大学構内にある模擬電力系統システムの発電機端に設置したPMUと大阪大学の研究室のPMUとの位相差情報から発電機動揺特性を抽出し，定常時の揺らぎから発電機の状態を推定する解析方法とその結果について報告する。

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