DistFlow法を用いた<i>l</i>1-ノルムに基づく配電系統静的状態推定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル：DistFlow法を用いたl₁-ノルムに基づく配電系統静的状態推定

タイトル(英語): Static State Estimation Based on l₁-norm with DistFlow in Distribution Systems

著者名: 小瀬村 紀行(東京電力),森 啓之(明治大学)

著者名(英語): Noriyuki Kosemura(Tokyo Electric Power Company,Incorporated),Hiroyuki Mori(Meiji University)

キーワード: 配電系統|状態推定|不良データ|メタヒューリスティクス|大域的最適化|Distribution Systems|State Estimation|Bad Data|Meta-heuristics|Global Optimization

要約(日本語): 本稿ではl₁-ノルムとDistFlow法を用いた配電系統の静的状態推定法を提案する。近年配電系統の状態推定が注目されており、高速かつ高精度な状態推定法が求められている。従来の状態推定法は観測値に不良データが含まれると精度が非常に悪くなる。そこで本稿ではl₁-ノルムを用い、不良データに対してロバストな状態推定法を開発する。また、提案法ではDistFlow法を用いることにより高速に潮流計算を行う。DistFlow法では最上流ノードの状態量から系統全体の状態量を計算できる。本稿では最上流ノードの状態量をタブサーチを用いて大域的に最適化し、高速かつ高精度な状態推定を行う。

PDFファイルサイズ: 5,199 Kバイト