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超分散型エネルギーシステムにおける分散型電源と集中型電源の協調運用

超分散型エネルギーシステムにおける分散型電源と集中型電源の協調運用

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 31

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Coordinative Operation of Dispersed Generation Systems and Conventional Generation Systems in Super Distributed Energy Systems

著者名: 河合 弘志(東京都立大学),石井 綱吉(東京都立大学),安田 恵一郎(東京都立大学)

著者名(英語): Hiroshi Kawai(Tokyo Metropolitan University),Tsunayoshi Ishii(Tokyo Metropolitan University),Keiichiro Yasuda(Tokyo Metropolitan University)

キーワード: エネルギーシステム|分散型電源|分散システム|自律分散制御|Energy Systems|Dispersed Generation|Distributed Systems|Decentralized Autonomous Control

要約(日本語): 燃料電池やマイクロガスタービンなどの高性能・高効率の分散型電源の開発や電気事業の規制緩和に伴い,将来的には需要家単位での分散型電源の導入が急速に進む可能性がある。分散型電源が,導入量・導入台数ともに電力システム内で支配的な立場を占めるような状況を,著者らは「超分散環境」と呼び,さらに燃料電池やマイクロガスタービンなどの分散型電源が電力のみならず熱エネルギーをも供給可能なことを踏まえ,超分散環境における電力システムを「超分散型エネルギーシステム」と名付けている。
これまでの研究で著者らは,超分散型エネルギーシステムの基本構想を提案するとともに,分散型電源のみで構成される都市部を対象として自律分散制御に関する基礎的な検討を行ってきた。
ところで,超分散型エネルギーシステムとは分散型電源,集中型電源,および分散型貯蔵システムが密に連携し,構築されたエネルギーシステムである。よって,分散型電源のみの運用から,分散型電源と集中型電源の協調運用,さらに分散型貯蔵システムまで協調させた超分散型エネルギーシステム全体としての運用方法を考える必要がある。また,これまでの研究では電力のみの解析・検証に重点が置かれているが,最終的には分散型電源を導入する上での大きなメリットである熱エネルギーをも含めた運用を考える必要がある。
そこで本研究では,これまでの分散型電源のみを対象とした研究成果を踏まえ,平均需要電力の変動のみならず,現在の大容量集中型エネルギーシステムの構成要素である集中型電源との協調をも考慮した,分散型電源と集中型電源の日間協調運用に関する基礎解析を行った。また,平均需要電力の地域差に対する分散型電源と集中型電源の協調運用についての基礎解析も行った。さらに,分散型電源と集中型電源を協調運用しつつ,分散型電源の利用率の向上に関する基礎解析を行ったので報告する。

PDFファイルサイズ: 974 Kバイト

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