界磁相互漏れリアクタンスの発電機動特性への影響（突発短絡・負荷遮断・PSS効果に対する考察）

カテゴリ: 部門大会

論文No: 36

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Influence of Field Leakage Reactance in Generator Model on Analysis of Dynamic Behavior

著者名: 平松 大典(東芝),小柳 薫(テプコシステムズ),平山 開一郎(東芝),上村 洋市(東芝),徳増 正(東芝),高畠 幹生(東芝),佐藤 利幸(北芝電機)

著者名(英語): Hiramatsu Daisuke(Toshiba Corporation),Koyanagi Kaoru(Tepco Systems Corporation),Hirayama Kaiichirou(Toshiba Corporation),Uemura Yoichi(Toshiba Corporation),Tokumasu Tadashi(Toshiba Corporation),Tahabatake Mikio(Toshiba Corporation),Satoh Toshiyuki(Kitashiba Electric Corporation)

キーワード: 発電機|突発短絡|界磁相互漏れリアクタンス|負荷遮断|動態安定度|Generator|Sudden Short Circuit|Field Leakage Reactance|Load Rejection|Dynamic Stability

要約(日本語): 発電機の等価回路モデルは過渡現象（突発短絡，負荷遮断，非同期投入等）を解析する
上で重要である。
従来同期機の等価回路モデルとしてはParkモデルを採用することが一般的であった。
すなわち直軸に3個の巻線（電機子巻線，界磁巻線，制動巻線）全てに鎖交する主磁束と
各巻線の漏れ磁束をベ?スにしている。しかし実際は界磁巻線・制動巻線のみを取り囲む
磁束が存在することから，三相突発短絡時の界磁電流特性に対する実測と解析結果に
差異を与えている。そこで筆者等はこの界磁巻線・制動巻線のみを取り囲む磁束に
対応するリアクタンスを等価回路で考慮し，この影響について励磁系を含めた発電機
動特性評価として多く採用されている負荷遮断時の過渡特性及びPSS付き高速応答の
系統安定化効果への影響について検討したので報告する。

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