分散型電源系統の観測システム精度と同最適配置問題の解決手法 - その1 -
分散型電源系統の観測システム精度と同最適配置問題の解決手法 - その1 -
カテゴリ: 部門大会
論文No: 51
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): The Dispatching method of Measuring Systems based on GPS for Dispersed Systems
著者名: 渡邉 孝雄(横河電機)
著者名(英語): Takao Watanabe(Yokogawa Electric Corporation)
キーワード: 分散電源|GPS|観測システム|精度|最適設備配置|Dispersed Systems|GPS|Measuring Systems|Accuracy|Optimum Dispatching method
要約(日本語): GPSの絶対時刻UTCを用いると、電力系統の同期計測の精度が飛躍的に向上することは多くの論文で理論的にも実証例でも示されている。但し、高調波潮流を観測対象とする領域では、そのまま従来の提案を適用すると過大な投資であり且つ、その利用度から過剰性能を備えることになり投資対効果から実現が困難であった。昨今情報開示により、また国の管理する電子基準点の利用も可能になり、一段とUTCの精度が向上しGPS利用の有効性が更に高まっている中で、高速化するインターネットを利用し、高速AD変換技術も高密度IC化で急速に進歩し、インフラとしての観測技術も数年前に比較して一変している。誤差についての考え方も理論解析はされているものも多いが、実システムへの適用と言う点で、観測システムと合わせて再考を試みた。
観測システムの対象としては、広域電力系統の中で問題が顕在化しつつある高調波問題等不特定の地域に発生する可能性とその検出には、高精度が必要である分野を対象とした。この分野に適用可能な投資対効果が期待できる観測システムについて電力系統の要求精度の特性を合わせた最適設備配置問題の解析基盤について述べる。
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