直流送電用新方式自動同調型フィルタの開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 52

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Development of New Automatically Tuned Filter for HVDC Converter Station.

著者名: 畑野 雅幸(電源開発),小田 誠司(開発電気),大西 一彦(日新電機),桑田 稔(日新電機),黒田 和宏(日新電機)

著者名(英語): Masayuki Hatano(Electric Power Development CO.,LTD.),Seiji Oda(Kaihatu Denki CO.,LTD.),Kazuhiko Onishi(NISSIN ELECTRIC CO.,LTD.),Minoru Kuwata(NISSIN ELECTRIC CO.,LTD.),Kazuhiro Kuroda(NISSIN ELECTRIC CO.,LTD.)

キーワード: 直流送電|自動同調型フィルタ|リアクトル|相互誘導方式|電磁シールド|HVDC|automatically tuned filter|reactor|mutual induction method|electromagnetic shield

要約(日本語): 交直変換所に設置される交流高調波フィルタは、変換所にとって重要な要素であり、高度
の信頼性、更なるコンパクト化が要求されている。筆者らは、これらの要求にこたえるた
め、オールフィルムコンデンサを用いた自動同調型フィルタを検討した。自動同調化のた
めには可変リアクトルが必要となるが、そのリアクトルに、従来実績のある電磁シールド
式リアクトルを発展させて新たに相互誘導方式を考案した。モデルリアクトルによる基本
性能の確認、磁界解析による原理の確認の後、小型フィルタを製作してフィルタ性能を検
証し良好な結果を得た。実用化の見通しが得られたので報告する。

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