パッファ型CO2ガス遮断器における消弧性能の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 226

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル：パッファ型CO₂ガス遮断器における消弧性能の検討

タイトル(英語): Considerations on Arc Quenching Properties of a Puffer-type CO2 Gas Circuit Breaker

著者名: 内井敏之 (ティーエム・ティーアンドディー),河野広道 (ティーエム・ティーアンドディー),中本哲哉 (ティーエム・ティーアンドディー)

キーワード: ガス遮断器|代替ガス|CO2ガス|SF6ガス|地球温暖化実規模モデル|gas circuit breaker|alternative gas|CO2 gas|SF6 gas|global warmingfull scale model

要約(日本語): 送変電機器における電気絶縁および消弧（電流遮断）媒体として，SF₆ガスが広く使用されている。しかしながら，SF₆ガスは地球温暖化への影響がCO₂ガスの23，900倍と極めて大きく，近年，環境保全の観点から使用量削減の努力がなされている。電流開閉をともなう機器においては，その電気的諸特性よりSF₆代替ガスとしてCO₂ガスが有力である。筆者らは，ガス遮断器における消弧媒体としてのCO₂ガスの特性を実験および理論的に検討し，さらにCO₂ガスに適した消弧方式について検討を行った。これらの知見に基き，72kVクラスのモデル遮断器を構築し，主要な遮断責務についてほぼ性能を達成することができた。

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