沿面放電型避雷装置の消弧メカニズム解明
沿面放電型避雷装置の消弧メカニズム解明
カテゴリ: 部門大会
論文No: 234
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): STUDY ON EXTINCTION MECHANISM OF TUBE TYPE CREEPING DISCHARGE LIGHTNING PROTECTION DEVICES
著者名: 木下 文宏(九州電力),林 英輝(宮崎大学),大坪 昌久(宮崎大学),本田 親久(宮崎大学)
著者名(英語): Fumihiro Kinoshita(Kyushu Electric Power Co.,Inc),Yoshiteru Hayashi(Miyazaki University),Masahisa Otsubo(Miyazaki University),Chikahisa Honda(Miyazaki University)
キーワード: 避雷器|沿面放電|チューブアレスター|消弧|Arrestor|Creeping Discharge|Tube Arrestor|Extinction
要約(日本語): チューブアレスターは、雷インパルス電流を高分子絶縁材料チューブ内で放電させることにより、アーク熱によるチューブ内雰囲気の乱れや消弧性ガスの発生を利用して続流を遮断しようとするものである。本アレスターは酸化亜鉛素子を用いず構造が簡単なことから、電力設備耐雷対策のコスト低減に大きく寄与するものとして期待されている。
本研究では、チューブアレスターの消弧メカニズムを解明するため、シャドウグラフ像による噴出しガスの進展様相観測、通過電流および端子電圧の測定、アクリルチューブを用いたチューブ内アークの高速カメラによる観測などを行い、チューブ内乱流によるアークの乱れが消弧性能に大きく影響していることを明らかにした。
PDFファイルサイズ: 1,854 Kバイト
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