家庭用電力負荷パターンと電気二重層容量の関係
家庭用電力負荷パターンと電気二重層容量の関係
カテゴリ: 部門大会
論文No: 254
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): Relation between a home electric load pattern and Electric Double Layer Capacity
著者名: 助森慎吾(東京電機大学),栗原塁(東京電機大学),菅原俊一(東京電機大学),西川尚男(東京電機大学)
著者名(英語): Hisao Nishikawa()
キーワード: 電力負荷変動|電力貯蔵装置|電力レコーダー電力レコーダー|Electric power load change|Electric power storage equipment|Electric power recorder
要約(日本語): 将来、燃料電池は家庭用コジェネレーションシステムとして投入されるものと思われるが、多くの家庭に大量に投入されると既存の配電系統においては、電圧変動の発生・増大や短絡容量の増大、高調波の増大等、多くの問題が懸念される。このような問題を解決する一つの手段として、燃料電池の自立運転がある。そこで、本論では家庭における電力負荷変動を把握するとともに、燃料電池を自立運転させることを目的とし、そのために必要となる電力貯蔵装置との組込みについて検討した。
燃料電池を自立運転させる場合には、家庭における急峻な電力変動も含めた電力負荷パターンを知る必要がある。そこで、1日の電力負荷変動を電力レコーダーを用いて2秒間隔で測定し、電力負荷変動波形の調査を行なった。更に、急峻な電力変動が何に起因するかを調査するために、電力負荷パターンの構成要素となる個別の機器の電力負荷変動を電力レコーダーを用いて1秒間隔で測定した。
以上の結果をもとに、燃料電池が十分負荷変動に追従する場合と、時間遅れがあって追従する場合について、自立運転可能な電力貯蔵装置の容量について検討した。
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