負荷平準化用亜鉛 - 臭素二次電池

カテゴリ: 部門大会

論文No: 255

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Zinc-bromine Secondary Battery Cell for Load Leveling

著者名: 永野 泰男(信州大学),大澤幸造 (長野高専)

著者名(英語): Yasuo Nagano(Shinshu University),Kozo Osawa(Nagano National College of Technology)

キーワード: 電力貯蔵|二次電池|亜鉛-臭素|自己放電|セパレータ電池用炭素材料|Electric energy storage |Secondary battery |Zinc-bromine|Self-discharge|SeparatorBattery carbon

要約(日本語): 負荷平準化を目的とした電力貯蔵用二次電池の利用価値は，負荷変動に対して即応的であり，電源立地の問題から新規開発が困難な揚水発電に代わる分散型電源として設置される点にある。亜鉛臭素二次電池は電力貯蔵用として開発が進められてきた電池であるが，充電時に発生する酸化力の強い臭素を蓄えるためのタンク，電解液循環ポンプなどの補機を必要とするため，小型化が困難であることが欠点である。筆者らは，大容量電池から小型電池まで適用可能な，臭素蓄積機構を電池内部にもつ亜鉛臭素二次電池について検討してきた。この電池は自己放電を如何に減少させるかが実用化のポイントであり，自己放電に対するセパレータの効果およびその機構について検討した。

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