SIMEの高速化による過渡安定度予防制御スクリーニング

カテゴリ: 部門大会

論文No: 126

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Screening of Transient Stability Preventive Control by Speed-up Scheme of SIME

著者名: 鈴木 恵(早稲田大学),高上純一 (早稲田大学),大高聡也 (早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学)

著者名(英語): Megumi Suzuki(Waseda University),Junichi Takaue(Waseda University),Toshiya Ohtaka(Waseda University),Shinichi Iwamoto(Waseda University)

キーワード: 電力系統|過渡安定度|想定事故スクリーニング|等価一機系統法|Power system|transient stability|contingency screening|SIME

要約(日本語): 現在、社会の電力依存度の増大により、系統の過渡安定度を常に把握し、事前に系統状態を安定方向へ移行させておく予防制御が非常に重要になっている。近年考案された等価一機系統法(SIME)は、試行錯誤法と拡張等面積法を組み合わせた手法であり、どのような系統モデルや想定事故にも適用でき、CCTや安定度余裕の評価も行える。本稿では、事故除去時間、安定度余裕、機械的入力間の線形性を利用してSIMEを高速化する手法と、それらを用いた高速スクリーニング手法を提案する。それによりCCTを算出し、閾値を下回る想定事故を選定、順位付けを行う。有効性検証のために9機20母線系統においてシミュレーションを行う。

PDFファイルサイズ: 1,682 Kバイト