誘導機負荷を考慮した電力システムのリアプノフ関数構成

カテゴリ: 部門大会

論文No: 127

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Construction of Lyapunov function for Power System with Induction Machine

著者名: 坂口 宏睦(大阪府立大学),平田 直人(大阪府立大学),石亀 篤司(大阪府立大学),武内 康夫(関西電力)

著者名(英語): Hiromu Sakaguchi(Osaka Prefecture University),Naoto Hirata(Osaka Prefecture University),Atsushi Ishigame(Osaka Prefecture University),Yasuo Takeuchi(Kansai Electric Power Co.)

キーワード: 電力システム|誘導機|リアプノフ関数|線形行列不等式|Power System|Induction Machine|Lyapunov function|Linear Matrix Inequality

要約(日本語): 規制緩和の影響から複雑化する電力系統において、過渡安定度評価は供給信頼性の観点から重要な課題の一つである。その評価法の一つにリアプノフ関数を用いた直接法がある。しかし、誘導機のように評価法に大きな影響を与える負荷特性を考慮したリアプノフ関数の導出は非常に困難である。
　本研究では、過渡安定度評価の精度向上を目的とし導出困難とされていた誘導機動特性を含む電力システムのリアプノフ関数構成法を提案する。商用電源と連系する自家発電システムに対する数値シミュレーションにより、提案法の有効性を検証している。

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