ワインドアップ現象を考慮したμ設計法による発電機制御系設計
ワインドアップ現象を考慮したμ設計法による発電機制御系設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: 137
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): Power System Stabilization Control with μ-synthesis Considering Windup Phenomena
著者名: 阿部 康司(早稲田大学),米山 修平(早稲田大学),大高聡也 (早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学)
著者名(英語): Koji Abe(Waseda University),Syuhei Yoneyama(Waseda University),Toshiya Ohtaka(Waseda University),Shinichi Iwamoto(Waseda University)
キーワード: 電力系統|発電機制御|μ設計法|ロバスト制御理論|ワインドアップ現象|Power System|Generation Control|μ-synthesis|Robust Control Theory|Windup Phenomena
要約(日本語): 近年、電力系統はますます大規模化、複雑化し系統変化を引き起こす要因が増大している。よって、一つの運転点のみでなく広い運転点に対して保証されたロバスト性のある制御器を発電機に付加することが望ましい。そこで本稿では一機無限大母線系統において運転点変動を考慮した制御器をμ設計法に基づき設計する。その際、ロバスト制御器においては、出力が大きいため操作量がリミッタにかかり飽和するといった状態が起こり、いわゆるワインドアップ現象が起こることが懸念される。そこで本稿では、観測量を修正することによりワインドアップを抑制する手法を用いて設計する。最後にシミュレーションを行い、設計された制御器の有効性を検証する。
PDFファイルサイズ: 1,296 Kバイト
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