分散導入されたPVシステムの出力による配電系統内の電圧変動の評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 151

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Evaluation of Voltage Fluctuation of Distributed System by Output of PV systems

著者名: 杉本 寛幸(名古屋大学),伊奈 信彦(名古屋大学),加藤丈佳 (名古屋大学),鈴置 保雄(名古屋大学)

著者名(英語): Hiroyuki Sugimoto(Nagoya University),Nobuhiko Ina(Nagoya University),Takeyoshi Kato(Nagoya University),Yasuo Suzuoki(Nagoya University)

キーワード: 太陽光発電|配電系統|電圧変動電圧変動|PV Systems|Distributed System|Voltage Fluctuation

要約(日本語): 太陽光発電システムの出力変動が配電系統の電圧変動に与える影響を評価した。まず、最も高密度・大量にPVシステムが導入される戸建住宅地の土地利用状況を考慮して、地理的な条件によって導入可能なPVシステムの最大容量を算定した。また、1年間にわたって数km間隔で多地点同時観測した日射量データを用いて、分散導入されたPVシステム間の出力平準化効果を考慮した。これにより、配電系統内に高密度・大量に分散導入されたPVシステム群の出力変動が、配電系統の電圧変動に与える影響を統計的に評価した。その結果、系統電圧の許容変動幅程度の電圧変動となる日は非常に少なく、大半の日の電圧変動は非常に小さいことがわかった。

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