多導体配電線における不完全大地上の誘導雷サージ簡易計算

カテゴリ: 部門大会

論文No: 311

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Simplfied Calculation for Lightning Induced Surge on Multiconductor Distribution Lines over Lossy Ground

著者名: 杉本 順一(大阪大学),松原 一郎(大阪大学),関岡 昇三(関西テック),山本 賢司(鈴鹿工業高等専門学校)

著者名(英語): Junichi Sugimoto|Ichiro Matsubara|Shozo Sekioka|Kenji Yamamoto

キーワード: 誘導雷サージ|大地導電率|配電線|多導体|大地表面インピーダンス時間領域解|Lightning Induced Surge|Ground Conductivity|Distribution Line|Multiconductor|Ground Surface ImpedanceTime Domain Expression

要約(日本語): 　CoorayとRubinsteinによって周波数領域で示された不完全大地上の水平電界近似式に基づいた単導体系無限長配電線に生じる誘導雷サージの時間領域解を以前に示した。この解は計算機による数値解を求めるのにかかる時間が非常に短いため、雷事故率計算のように繰り返し計算を要求される際には有効である。
　講演ではこの単導体系誘導雷サージ時間領域解を用いて3本の相導体と1本の接地線からなる多導体系配電線に生じる誘導雷サージ計算に拡張し、有限な大地導電率が誘導雷サージに及ぼす影響について報告する。

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