モーメント法による三相一括線路のサージ解析
モーメント法による三相一括線路のサージ解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 312
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): Surge Analysis of Three-Phase Enclosed Gas Insulated Line by Method of Moment
著者名: 加藤正平 (東洋大学),平井 崇夫(東京電力),岡部 成光(東京電力)
著者名(英語): Shohei Kato(Toyo University),Takao Hirai(Tokyo Electric Power Co.),Shigemitu Okabe(Tokyo Electric Power Co.)
キーワード: サージ|GIL|モーメント法モーメント法|Surge|GIL|Mehod of Moment
要約(日本語): 三相一括線路では他相への誘導のため同軸線路よりは電磁界解析が困難になる。相導体に回転対称性があれば、解析解も可能であるが、導体の偏りで対称性が成立しないような条件やスペーサが存在する場合には数値解析によらざるを得ない。絶縁設計では、電荷重畳法、有限要素法、境界要素法等の静電界解析法を使用することができる。しかし、サージ電磁界のような過渡現象の解析では回路シミュレータであるEMTPを使用することが多いが、等価回路を使用せず、幾何学データから直接サージ電磁界を計算できる数値電磁界解析法を使用できるようになってきた。その方法には、有限要素法やFDTD法、モーメント法、Transmission Line法等がある。本研究では、電流路のみを近似し、境界要素法のように空間全体の分割を必要とせず、3次元物体の解析データ作成が容易なモーメント法を使用してスペーサを含む管路気中線路のサージ特性を解析した。
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