シリコーンゴムのエロージョン劣化に及ぼすコロナ放電の影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 336

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Influence of corona on erosion of silicon rubber

著者名: 佐々木 健介(横浜国立大学),瀧 友志(横浜国立大学),尾崎 忠義(横浜国立大学),西村 誠介(横浜国立大学)

著者名(英語): Kensuke Sasaki(Yokohama National University),Yuji Taki(Yokohama National University),Tadayoshi Ozaki(Yokohama National University),Seisuke Nishimura(Yokohama National University)

キーワード: シリコーンゴム|エロージョン劣化|コロナ放電コロナ放電|Silicon Rubber|erosion|corona

要約(日本語): コロナ放電が材料劣化に与える影響の調査として、コロナ放電を照射した試料に対して電解液滴下法を実施し、局部アーク放電の発生によるエロージョン劣化進行についての調査を行った。この結果、コロナ放電を照射した試料は表面の撥水性が低下することが確認された。この結果が局部アーク放電発生に与える影響を調査したところ、照射した直後の試料は電解液滴下法開始直後からアーク放電が発生した。このことから、コロナ放電は、局部アーク放電を発生しやすくする要因と考えられ、また研究室内での模擬劣化加速試験という観点からは、コロナ放電はこれまで電解液滴下法で行っていた前処理に当たると考えられる。

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