ディジタルシミュレータ用送電網モデルの離散的処理手法に関する基礎検討
ディジタルシミュレータ用送電網モデルの離散的処理手法に関する基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 182
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): A Basic Study on Discrete Time Domain Simulation of Transmission Network Model for Digital Power System Simulator
著者名: 安田 祐治(東京大学),横山 明彦(東京大学),多田 泰之(東京電力)
著者名(英語): Yuji Yasuda(University of TOKYO),Akihiko Yokoyama(University of TOKYO),Yasuyuki Tada(Tokyo Electric Power Company)
キーワード: Z変換|送電網モデル|離散時間処理離散時間処理|Z-transformation|transmission network model|discrete time domain
要約(日本語): 大規模・複雑化した電力系統において発生するさまざまな現象を解析するツールとして,フルディジタルタイプのシミュレータが主流であり、市販のCADソフトとDSPを採用した安価で操作性の良いシミュレータ開発の研究がなされている。本研究では、大規模系統のシミュレーションにあたり最も計算コストのかかる送電網部分の演算手法を検討している。送電網を多入力多出力回路網として表現、離散化表現することで、計算負荷の軽減を図った。ただし、数値安定性の確保、精度の維持という相反する目的も達成するために、微分方程式を精度のよい差分方程式に変換する手法の検討を行った。また、その変換手法を用いて簡易π型送電線モデル、相互インピーダンスを考慮した詳細な送電線モデルを作成し、連続時間シミュレーションとの比較を行った。
PDFファイルサイズ: 1,639 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
