GCB用グリースの劣化評価(その2)
GCB用グリースの劣化評価(その2)
カテゴリ: 部門大会
論文No: 350
グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/06
タイトル(英語): Investigation of Grease on Aged GCB (Part II)
著者名: 鈴木淳史(中部電力),熊井俊哉(中部電力),小田島大吾(中部電力),杉本敏文(中部電力),高橋一嘉(中部電力),川田牧子(ティーエム・ティーアンドディー),永尾栄一(ティーエム・ティーアンドディー),望月哲夫(ティーエム・ティーアンドディー)
著者名(英語): Atsushi Suzuki|Toshiya Kumai|Daigo Odajima|Toshifumi Sugimoto|Kazuyoshi Takahashi|Makiko Kawada|Eiichi Nagao|Tetsuo Mochizuki
キーワード: グリース|劣化|酸化酸化|grease|deterioration|oxidation
要約(日本語): 高経年変電機器が増加しているが,電力コスト削減の要請もあり,機器の延命化,更新時期の最適化が求められている。GCBの接触子,操作機構部の摺動面には,潤滑を目的に各種グリースが用いられているが,グリースが劣化すると摩耗,かじり,固渋に繋がり,電流開閉が迅速に行われない,接触抵抗増大といった不具合の原因となる。高経年機器から採取したグリースを調査したところ,潤滑の主役である油分の低下,摺動荷重によるリチウム石けん系グリースの石けん繊維の破壊が観察され,劣化が進んでいることが確認された。グリースと機器の複合状態での劣化を評価する上で,グリース単体の劣化メカニズムを把握することが重要である。グリースの劣化メカニズムについて整理し,特に,今回は酸化について検討したので報告する。
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