改良型PSOを適用したTCSCによる託送潮流制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 206

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Application improved PSO to Wheeled Power Flow Control with TCSC

著者名: 金井原心 (福井大学),林泰弘 (福井大学),松木純也 (福井大学)

キーワード: 電力自由化|託送申請量|PSO|TCSC

要約(日本語): 電力自由化により複数のPPSが系統に参入してくる際には、系統運用上の制約を考慮した上で、全ての託送申請量をできるだけ受け入れるために、潮流制御が重要になってくると思われる。著者らは、送電網の託送申請量に対する託送電力の受け入れ分が最大となるようにTCSC設置線路のインピーダンスを決定する手法を提案している。本稿ではIEEE30母線モデル系統を用いてFACTS機器の一つであるTCSCを系統に設置した場合に、設置個所の変更が送電網の託送電力の受け入れ分に与える影響を調べ、受け入れ分が最大になるような設置個所を決定する。提案手法は、鳥などの生物（エージェント）が群れでえさを探す振る舞いを模擬した最適化手法であるParticle Swarm Optimization (PSO)に基づいているが、従来のPSOよりも解の探索能力を強化するための改良が成されている。
　

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