電力貯蔵会社による無効電力供給と系統電圧維持

カテゴリ: 部門大会

論文No: 210

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Voltage Sustainment of Power System and Reactive Power Supply by Energy Storage Company

著者名: 大田良次 (熊本大学),野見山 央(熊本大学),竜口玄太 (熊本大学),宮内 肇(熊本大学)

著者名(英語): Ryoji Ohta(Kumamoto University),Akira Nomiyama(Kumamoto University),Genta Tatsuguchi(Kumamoto University),Hajime Miyauchi(Kumamoto University)

キーワード: 電力貯蔵装置|無効電力|アンシラリーサービス|電力取引|Energy Storage System|Reactive Power|Ancillary Service|Energy Transaction

要約(日本語): 電力自由化が進展した際の新たな事業形態として、電力貯蔵会社を提案し検討を行なっている。電力貯蔵会社は、本来のサービスとしての有効電力貯蔵以外に、負荷調整サービスなどいくつかのアンシラリーサービスも提供可能である。本報告では、そのようなアンシラリーサービスの一つとして無効電力供給を行った場合について検討し、系統電圧を維持するために系統運用者の要請に従って、電力貯蔵会社が出力を変更する必要がある場合を、IEEE14母線系統を例題に用いて示す。出力変更に伴い、電力貯蔵会社は逸失利益に対する補填を要求すると考えられるが、その補填額についても検討する。

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