絶縁油の導電特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 367

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): The electric conduction characteristic of insulation oil

著者名: 武田 昌剛(芝浦工業大学),渋谷 義一(芝浦工業大学)

著者名(英語): Masataka Takeda(Shibaura Institute of technology),Yoshikazu Shibuya(Shibaura Institute of technology)

キーワード: 絶縁油|拡散係数|移動度|導電特性|electrical oil |diffusion coefficient|mobility|electric conduction characteristic

要約(日本語): 近年、我が国の都市部での電力需要の増大により電力系統は規模が拡大し、送電線や変電所の設備が高電圧化・大容量化されてきた。これは流動帯電現象面から見ると、電荷の発生が大きくなり、発生した電荷が逃げにくい構造になっていることを意味している。1970年代、500kV変圧器ではじめてトラブルが起こり、現在にいたるまで変圧器における流動帯電現象が問題になってきた。変圧器の事故以後、流動帯電の解析が行われてきたが、移動度や拡散係数などがはっきり数値的に求められてない。ここでは絶縁油の流動帯電現象を解析する際に基礎となる導電特性を測定する。またこれより移動度，拡散係数などの基礎データを求める。

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