AC/DC重畳電圧に対する油浸絶縁のV-t特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 371

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): V-t Characteristics of Oil-pressboard Insulation System against AC/DC Superposed Voltage

著者名: 海老沢 義人(ティーエム・ティーアンドディー),森 繁和(ティーエム・ティーアンドディー),山田 慎(ティーエム・ティーアンドディー),池田 正巳(ティーエム・ティーアンドディー)

著者名(英語): Yoshihito Ebisawa(TM T&D　CORPORATION),Shigekazu Mori(TM T&D　CORPORATION),Shin Yamada(TM T&D　CORPORATION),Masami Ikeda(TM T&D　CORPORATION)

キーワード: 変換用変圧器|重畳電圧|V?T特性|油浸複合絶縁

要約(日本語): AC500kV系統とDC500kVの連系の変換器用変圧器では、DC巻線とAC巻線が対向する。巻線間には運転時の制御角にもよるが、その電圧波形はDCと高調波を含む歪んだACの差電圧が加わる。その差電圧は800kV以上にも達し、この様な高電圧が運転中常時加わる。高い信頼性を求められる絶縁にも関わらず、この様なDCとACの重畳電圧に対する絶縁現象については、重要な課題にも関わらず、これまでほとんど研究例が少なく、この研究の必要性が世界的にも求められてきた。前報では油浸絶縁についてACとDC電圧を明らかにしたが、本報ではV-t特性を調査した結果をもとにAC/DC重畳電圧に対する絶縁信頼性を述べる。

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