AEセンサを用いた小型風力発電機の故障予知診断

カテゴリ: 部門大会

論文No: 406

グループ名: 【B】平成15年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/06

タイトル(英語): Failure forecast diagnosis of the small aerogenerator using an acoustic emission sensor

著者名: 房野 俊夫(宮崎大学),大坪 昌久(宮崎大学),本田 親久(宮崎大学),大塚馨象 (宮崎大学),竹村 明人(宮崎大学),田島 大輔(宮崎大学),湯地 敏史(佐土原高等学校),濱田 次男(都城高専)

著者名(英語): Toshio Bouno(Miyazaki University),Masahisa Otsubo(Miyazaki University),Chikahisa Honda(Miyazaki University),Ohtsuka Keizou(Miyazaki University),Akito Takemura(Miyazaki University),Daisuke Tajima(Miyazaki University),Toshifumi Yuji(Sadowara High School),Tsugio Hamada(Miyakonojyo College of Technology)

キーワード: 小型風力発電機|AEセンサ|故障予知診断|振動|FFT解析|Small Aerogenerator|Acoustic Emission Sensor|Failure forecast diagnosis|Vibration|FFT Analysis

要約(日本語): 　本研究は，小型風力発電機の一般家庭での実用段階で長時間運転における機械的な故障をAEセンサを用いて振動の検出し早期に保全を行いあるいは改良するためのデータの収集と故障検出の判断基準の確立をきめることを目的とする。また，小型風力発電機においてこのような研究は皆無であり今後小型風力発電機の普及に当たり指針となる研究とした。
　今回は，発電機の受風面積と出力電圧、電流の関係併せて機械振動の発生における軸受け部分の損傷の故障要因の予知につながり長時間運転の予防保全と定期保守についての指針が得られるに至った。測定データはAEセンサと低雑音増幅器，デジタルオシロスコープによる測定器と室内実験用発電機駆動回路により取得し，データの解析にはFFTによる周波数成分の分析も行い故障診断として有効な方法であることがわかった。

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