ファジー回帰二進木を用いた電圧安定度評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 118

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Voltage Stability Assessment with Fuzzy Regression Tree

著者名: 小松 有文(明治大学),森 啓之(明治大学)

著者名(英語): Komatsu Yubun(Meiji University),Mori Hiroyuki(Meiji University)

要約(日本語): 本稿では、ファジー回帰二進木を用いた新しい電圧安定度評価法を提案する。近年、電力自由化の兆しに伴い、負荷急変による発電出力の急変、あるいは送電ネットワークにおける事故などの可能性が高まることが予想され、電圧安定度の問題が懸念されている。従来、電圧安定度の指標として、感度や負荷のマージンなどの指標が用いられてきたが、統一されている手法はなく、さらなる研究が求められる。
そこで本稿では、データマイニング手法に注目する。データマイニングとは、データベースの中から意味のあるルールや知識を発見する手法である。具体的には種々の系統状態における電圧安定度指標を求め、ファジー回帰二進木を用いることで特徴の抽出およびルールの発見を行う新しい手法を提案する。

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