発電機の無効電力出力制約を連続関数により近似した微分可能な潮流方程式

カテゴリ: 部門大会

論文No: 131

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): A smooth power flow equation with generator reactive power limits approximated by continuous functions

著者名: 片岡良彦 (東京電力)

キーワード: 電力系統|潮流計算|無効電力出力制約|連続関数|障壁関数微分不可能|power system|power flow solution|reactive power limit|continuous function|barrier functionundifferentiable

要約(日本語): 電力系統の定常状態を求める手段である潮流計算においては,無効電力出力制約を適切に考慮することが現実的な解を求めるためには欠かせない。無効電力出力制約を考慮すると,発電機の運転点は[無効電力-電圧]平面の折れ線上に拘束される。折れ線は微分不可能であるため,従来は試行錯誤により運転点を求めていた。提案法では折れ線を微分可能な曲線で表すため,試行錯誤は不要となる。繰り返し計算の収束過程でこの曲線を徐々に折れ線に近づけることで,最終的には厳密な解が得られる。

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