真空中不平等電界下におけるコンディショニング特性に及ぼすCu-CrおよびSUS304ステンレス電極の電極表面粗さの影響
真空中不平等電界下におけるコンディショニング特性に及ぼすCu-CrおよびSUS304ステンレス電極の電極表面粗さの影響
カテゴリ: 部門大会
論文No: 161
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): Effect of Surface Roughness for Cu-Cr and SUS304 stainless Electrode under Non-uniform Electric Field in Vacuum
著者名: 稲川諭季彦 (名古屋大学),宮崎郁佳 (名古屋大学),加藤克巳 (名古屋大学),榊正幸 (日本AEパワーシステムズ),市川裕己 (日本AEパワーシステムズ),大久保仁 (名古屋大学)
キーワード: 表面粗さ|不平等電界|雷インパルス|コンディショニング効果|Surface Roughness|Non-uniform Electric Field|Lightning impulse|Conditioning effect
要約(日本語): 真空中の絶縁破壊現象は電極の表面状態に非常に敏感である.真空遮断器の高電圧化には電極の表面粗さとコンディショニング効果の関係を明らかにすることが重要である.これまで,真空放電と表面粗さに関する研究は平等電界下におけるものがほとんどであり,不平等電界下での粗さの絶縁耐力への影響を定量化した報告はみあたらない.そこで,不平等電界下において電極表面粗さとコンディショニング効果の関係の定量化を行っている.我々はこれまで,SUS304ステンレスについてその特性を検討してきた.今回は実機器の接点材料として用いられているCu-Crの特性と比較した上で表面粗さのコンディショニングへの影響を明らかとしたので報告する.
PDFファイルサイズ: 1,804 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
