モールド変圧器における部分放電検出と診断技術

カテゴリ: 部門大会

論文No: 175

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Partial Discharge Detection and Diagnosis Technique in Cast-resin Transformer

著者名: 前田孝夫 (富士電機アドバンストテクノロジー),八木裕治郎 (富士電機システムズ),門間幸宏 (日本AEパワーシステムズ),森山保 (日本AEパワーシステムズ),森谷廣 (日本AEパワーシステムズ)

キーワード: モールド変圧器|部分放電|Cast-resin Transformer|Partial Discharge

要約(日本語): 著者らは、モールド変圧器の絶縁状態を診断するツールとして現地で
部分放電を測定する測定器を開発し、これまでにフィールド試験の実績
を積んできた。現地測定ではノイズと部分放電パルスの区別が重要で
ある一方、ノイズとは異なる部分放電らしきパルスが検出された場合は、
その発生原因を究明して判断する必要がある。
論文では、モデル変圧器を用いて、模擬パルスの注入位置とセンサか
らの検出信号の関係を系統的に調べ、三相コイルに取り付けられた
センサ信号から、部分放電を発生しているコイルを特定できる可能性を
見出した。また、実際のフィールドで部分放電を検出した例を紹介する。

PDFファイルサイズ: 1,448 Kバイト