超音波法による水車発電機固定子巻線の最大部分放電検出

カテゴリ: 部門大会

論文No: 176

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Detection of Position of On-line Maximum Partial Discharge on Hydrogenerator Stator Windings using Acoustic Emission Detection Techniques

著者名: 上田隆司(宮崎大学),竹村明人(宮崎大学),金子正光(宮崎公立大学),竹之内修(宮崎大学),大坪昌久(宮崎大学),本田親久(宮崎大学),福良敦司(九州電力),田邊泰典(九州電力),田中和洋(九州電力),鶴田芳男(興電舎)

著者名(英語): Takashi Ueda|Akito Takemura|Tadamitu Kaneko|Osamu Takenouchi|Masahisa Otsubo|Chikahisa Honda|Atsushi Fukura|Yasumori Tanabe|Kazuhiro Tanaka|Yoshio Tsu

キーワード: オンライン絶縁診断|状態監視保全|水車発電機|部分放電|超音波法|On-line Insulation Diagnosis|Condition Based Maintenance|Hydrogenerator|Partial Discharge|Acoustic Emission Detection Method

要約(日本語): 電力自由化に伴い、各電力会社では電力供給の信頼性を確保しつつ発電機の効率的運用を追及しており、運転中の水車発電機固定子巻線の絶縁最弱点部の検出技術の確立は状態監視保全を行う上で、最重要課題の一つである。今回我々は、新たに出力45000kWの水車発電機を対象に超音波法により運転中の発電機固定子巻線における最大部分放電(PDmax)発生位置検出を行ったので報告する。実験方法としては、各発電機固定子鉄心外枠に複数のAEセンサを直接固定して、水平方向と垂直方向のPDmax発生位置検出のため、センサ間の距離を変えてAE信号強度を測定した。超音波法を適用することにより、2箇所の水車発電機固定子巻線においてPDmax発生位置を検出することができた。

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