ルーリエ型リアプノフ関数による電力システムの過渡安定度解析
ルーリエ型リアプノフ関数による電力システムの過渡安定度解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 191
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): Transient Stability Analysis for Power System via Lur'e Type Lyapunov Function
著者名: 坂口 宏睦(大阪府立大学),石亀 篤司(大阪府立大学),須崎 志郎(関西電力)
著者名(英語): Hiromu Sakaguchi(Osaka Prefecture University),Atsushi Ishigame(Osaka Prefecture University),Shirou Suzaki(The Kansai Electric Power)
キーワード: 電力システム|リアプノフ関数|過渡安定度解析|線形行列不等式|自動電圧調整器|Power System|Lyapunov Function|Transient Stability Analysis|Linear Matrix Inequality|AVR
要約(日本語): 電力需要の増加に伴う電力システムの拡大に加え,電力市場の規制緩和などから複雑化する電力システムにおいて,過渡安定度解析は供給信頼性の観点から重要な課題の一つである。
本研究は過渡安定度解析の精度向上を目指し,誘導電動機負荷及びAVR制御系を考慮した多機電力システムにおいて従来から導出困難とされていたリアプノフ関数構成法を提案し,導出されたリアプノフ関数を用いてシステムの過渡安定度解析を行うものである。
提案するルーリエ型リアプノフ関数は,状態変数の2次形式の項と,対称性条件やセクタ条件を満たす非線形部の積分項から構成され,リアプノフの安定条件から導かれる線形行列不等式を解くことにより決定される。
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