耐熱CVケーブル並びに接続部の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 216

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Development of Heat-resistant XLPE Cable and Accessories

著者名: 山田 浩之(関西電力),三宅 孝士郎(関西電力),村田 義直(ジェイ・パワーシステムズ),岸 幸治(ジェイ・パワーシステムズ),片貝 昭史(ジェイ・パワーシステムズ)

著者名(英語): Hiroyuki Yamada(The Kansai Electric Power),Koujirou Miyake(The Kansai Electric Power),Yoshinao Murata(J-Power Systems),Kouji Kishi(J-Power Systems),Shoshi Katakai(J-Power Systems)

キーワード: CVケーブル|自己収縮型接続部|耐熱性|許容温度|XLPE cable|self pressurized joint|heat resistance|permissible temperature

要約(日本語): 既設管路の有効利用による建設費のコストダウンを目的として、現行CVケーブルの常時許容温度を90℃から105℃に高めることを目標とした、耐熱CVケーブルの開発を行った。
　今回、実製品ベースとなる77kV耐熱CVケーブルおよび接続部を製作し、105℃の高温下でAC:425kV,Imp:1040kVと、現行のCVケーブルと遜色ない初期性能を有することを確認した上で、2002年11月より当社山崎実験センターにおいて1年間に亘る長期課通電試験を実施した。
　結果、長期課通電試験は無事完了し、試験後の残存性能試験結果も初期性能と同等であった。
　以上のことから、今回開発した耐熱CVケーブルおよび接続部は、実線路に問題なく適用できる性能を有していることを確認した。

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