電界波形に基づく後続雷撃電流波形の推定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 240

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Estimation of Return-Stroke Current Waveform based on Measured Electric Field Waveform

著者名: 落合卓史 (静岡大学),道下幸志 (静岡大学),池末賢士 (九州電力)

キーワード: 雷|帰還雷撃電流|電界|Diendorferモデル|後続雷撃|Lightning|Return-Stroke Current|Electric Field|Diendorfer Model|Subsequent Stroke

要約(日本語): 電力設備の効果的な雷害対策を検討する際には、雷過電圧の発生源である帰還雷撃電流波形パラメータの解明が必要不可決である。一般に、雷電流パラメータを効率的に収集する際には電磁界波形の測定結果を基に雷電流波形を推定する方法がとられている。筆者らは、雷電流パラメータを収集することを目的とし、落雷頻度の高い九州南部の複数地点で帰還雷撃により発生した電界の計測を行っている。本報告ではこれらの点で同時に計測された電界波形を基に、雷放電路モデルの一つであるDiendorferモデルを用いて、後続雷撃の雷電流波形を推定した結果について述べる。

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