気中絶縁変電所縮小モデルにおけるサージ特性の測定と解析
気中絶縁変電所縮小モデルにおけるサージ特性の測定と解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 253
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): Measurement and Analysis of Serge Characteristic at Air Insulated Substation
著者名: 渡部 達也(中部電力),福井 克之(中部電力),本山 英器(電力中央研究所),野田 琢(電力中央研究所)
著者名(英語): Tatsuya Watanabe(Chubu Electric Power Co.),Katsuyuki Fukui(Chubu Electric Power Co.),Hideki Motoyama(Central Research Institute of Electric Power Industry),Taku Noda(Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 気中絶縁変電所|雷サージ解析|数値電磁界解析|雷インパルス耐電圧値|アルミパイプ母線多相分布定数回路|Air Insulated Substation|EMTP|FDTD|LIWV|Alminium Pipe BusPolyphase Distributed Constant Circuit
要約(日本語): 電気所の絶縁設計では、EMTPを用いた雷サージ解析により、雷過電圧を予測し絶縁レベルを決定している。気中絶縁変電所を対象とした雷サージ解析では、気中母線はその構造の複雑さから、安全側と見られる単相分布定数回路で模擬しているため、実雷時よりも高めに計算されている可能性がある。
気中母線を多相分布定数回路として模擬した解析モデルを構築した。気中変電所の縮小モデルを対象とした雷サージ特性の測定を実施し、EMTP解析との比較を行い、解析モデルの妥当性について検討した。EMTP解析結果は実測波形をほぼ良好に再現でき、誘導相の電圧も精度良く推定できている。
気中母線の多相構造を考慮することによりサージ特性を正確に把握でき、今まで安全側で設計していた電気所の絶縁レベルを低減できる見通しが得られた。
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