次数間高調波注入を利用した分離計測による高調波負荷特性の測定結果

カテゴリ: 部門大会

論文No: 275

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Analyses of harmonics load characteristics based on inter-harmonic current injection measurement

著者名: 前田 康至(中部電力),下野 晃裕(中部電力),小林 昭彦(中部電力),大西 一彦(日新電機),黒田 和宏(日新電機)

著者名(英語): Yasushi Maeda(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Akihiro Shimono(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Akihiko Kobayashi(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Kazuhiko Onishi(NISSIN ELECTRIC CO.,LTD),Kazuhiro Kuroda(NISSIN ELECTRIC CO.,LTD)

キーワード: 高調波負荷特性|分離計測|Harmonics load　characteristics|Identifying measurement

要約(日本語): 電力系統に存在する高調波電流は、電源側から負荷側へ流入する成分と負荷側から電源側へ流出する高調波電流により形成されている。
これを分離することは高調波解析の精度向上及び対策検討に有用である。
従来の高調波電流の方向別分離手法では、推定した負荷インピーダンスを用いて繁華街から発生する第5調波電流を導出している。
本論文では次数間高調波の注入により負荷高調波インピーダンスを実測し、繁華街から発生する高調波電流を測定した。
その結果、本手法で得られた第5調波電流は推定値とほぼ同程度であり、方向別分離手法の妥当性が実証できた。

PDFファイルサイズ: 1,824 Kバイト