電力市場におけるパンケーキ問題の考察
電力市場におけるパンケーキ問題の考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: 301
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): A Study on Pancaking Problem in Power Market
著者名: 亀村 祐介(早稲田大学),西谷内暁史 (早稲田大学),大高聡也 (早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学)
著者名(英語): Yusuke Kamemura(Waseda University),Akihumi Nisiyauchi(Waseda University),Toshiya Ohtaka(Waseda University),Shinichi Iwamoto(Waseda University)
キーワード: 電力系統|自由化|振替料金|パンケーキ問題|電源別配分手法CBTメカニズム|Power System|Deregulation|Transmission Charge|Pancaking Problem|Power Flow TracingCBT Mechanism
要約(日本語): 2003年6月に成立した改正電気事業法の議論の中で、大きな論点のひとつとなっていたものに、パンケーキ問題の解消があった。本論文では、パンケーキ問題に注目し、計算機シミュレーションによって物理的側面、経済的側面からの考察を行う。物理的側面からは、電源別配分手法を用いて考察を行う。この際、従来法の短所を改良した電源別配分手法について提案する。経済的側面からは、現行の振替料金制度、廃止後に予定されている制度、欧州のCBTメカニズム、またCBTメカニズムを日本型に改良した以上4つの制度について、制度の違いによる電力会社と新規参入者の料金負担の違いについて比較し、考察を行う。
PDFファイルサイズ: 1,530 Kバイト
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