径間逆フラッシオーバ現象解明のための長尺平行導体ギャップの気中放電特性 (その2　V-t特性)

カテゴリ: 部門大会

論文No: 311

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Discharge Characteristics of Long Parallel Electrode to Clarify Lightning Backflashover Phenomena between Ground and Power Wires (Part 2: V-t Characteristics)

著者名: 野中 克雅(中部電力),木下 靖英(中部電力),本山 英器(電力中央研究所),新藤 孝敏(電力テクノシステムズ),岸嶋 勇(電力テクノシステムズ)

著者名(英語): Katsumasa Nonaka(Chubu Electric Power Company ),Yasuhide Kinoshita(Chubu Electric Powr Company),Hideki Motoyama(Central Research Institute of Electric Power Industry),Takatoshi Shindou(Electric Power Engineering Systems),Isamu Kishijima(Electric Power Engineering Systems)

キーワード: 長尺平行導体|逆フラッシオーバ|気中放電|V-t特性|送電線|Long Parallel Electrode|Backflashover|Discharge|V-t characteristics|Transmission Line

要約(日本語): 送電鉄塔の架空地線-上相電力線間隔は、径間中央雷撃時にフラッシオーバが発生しない
ように決定されているが、同間隔は過去の短尺平行導体ギャップにおける気中放電試験結
果に基づいている。そこで今回、より実規模に近い、長尺の平行導体ギャップにおけるフ
ラッシオーバ試験を実施し、V-t特性を把握した。
平行導体は実際の送電線を想定し、一方は架空地線を模擬した単導体、他方は電力線を模
擬した単導体および4導体とし、さらに導体長さも変化させ、測定を実施した。
試験結果、平行導体ギャップのV-t特性は、導体構成にはよらずほぼ同等である一方、
導体長が長くなると、スパークオーバ時間が長くなることを確認した。

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