過負荷時に発生する油入変圧器の気泡とその挙動
過負荷時に発生する油入変圧器の気泡とその挙動
カテゴリ: 部門大会
論文No: 315
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): Generation and The Movement of Bubble under Overloaded Oil-Immersed Transformer
著者名: 伊串和晃 (愛知電機),高橋 誠(愛知電機),永田 徹(愛知電機),山形 直樹(中部電力)
著者名(英語): Kazuteru Igushi(Aichi Electric Co.,ltd.),Makoto Takahashi(Aichi Electric Co.,ltd.),Toru Nagata(Aichi Electric Co.,ltd.),Naoki Yamagata(Chubu Electric Power Company,Inc.)
キーワード: 油入変圧器|過負荷運転|気泡気泡|Oil-immersed Transformer|Overload Condition|Bubble
要約(日本語): 変圧器は稼働率向上が求められ、時には過負荷運転が必要とされる。過負荷率を上げていくとやがて絶縁材料中の含有水分が気泡を発生し絶縁性能を低下させることが知られている。さらに、発生した気泡は巻線電界の影響を受けて様々な挙動を示す。この挙動も絶縁特性に密着に関係していると考えられている。変圧器の過負荷限界付近の運転を検討するためにはこのような気泡の発生特性や挙動を把握する必要がある。
今回、変圧器巻線モデルを用いて巻線絶縁紙からの気泡の発生と交流電界下での挙動、および部分放電との関係について、温度上昇条件や油中窒素濃度の影響を試験したので結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 1,532 Kバイト
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