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植物油中に溶解した水分による絶縁破壊電圧への影響

植物油中に溶解した水分による絶縁破壊電圧への影響

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 324

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Influence on the breakdown voltage by the moisture dissolved into vegetable oil

著者名: 藤井 清(日本AEパワーシステムズ),小出 英延(日本AEパワーシステムズ)

著者名(英語): Kiyoshi Fujii(Japan AE Power Systems),Hidenobu Koide(Japan AE Power Systems)

キーワード: 植物油|水分|絶縁破壊電圧絶縁破壊電圧|vegetable oil|moisture|breakdown voltage

要約(日本語): 植物油は鉱油に比べて、再生産が可能、生分解性を有するなどの特長があり、それをエステル化した菜種エステル油の変圧器への適用が検討されている。一方、菜種エステル油は鉱油に比べて水分を吸収しやすい傾向がみられる。鉱油の場合、水分は機器の絶縁性能、寿命などに影響を及ぼすため、菜種エステル油での水分の影響を把握することは重要である。そこで今回、恒温恒湿槽内に開放状態で油を設置し、空気の温湿度をかえて菜種エステル油中に溶解する水分量を測定した。この結果、溶解水分量は油の温度と空気中の絶対湿度に比例すること、そのレベルは鉱油よりも1桁程度大きいことがわかった。また、温度一定条件で溶解水分量と絶縁破壊電圧の関係を測定した。絶縁破壊電圧を、測定時の溶解水分量とその温度での飽和水分量から求めた水分飽和度との関係でグラフ化すると、菜種エステル油と鉱油のグラフは良く一致することがわかった。

PDFファイルサイズ: 1,221 Kバイト

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