CO2ガス中における絶縁コーティング電極の雷インパルス絶縁破壊特性
CO2ガス中における絶縁コーティング電極の雷インパルス絶縁破壊特性
カテゴリ: 部門大会
論文No: 329
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル:CO2ガス中における絶縁コーティング電極の雷インパルス絶縁破壊特性
タイトル(英語): Impulse Breakdown Characteristics of Coated Electrode in CO2 Gas
著者名: 越野 尚人(名古屋大学),早川 直樹(名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)
著者名(英語): Naoto koshino(Nagoya University),Naoki Hayakawa(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)
キーワード: コーティング|インパルス|GIS|絶縁破壊|環境低負荷|Coating|Impulse|GIS|Breakdown|Environmental Friendly
要約(日本語): 筆者らは,これまでにSF6ガスを含まない環境調和型の電力機器用新絶縁ガスの開発を目的とし,各種ガスの絶縁特性を評価してきた.現在,それらの調査結果に基づいて,環境調和型新絶縁ガスとしてCO2ガスに注目し,CO2ガスの絶縁特性について調査している.そして今回は,電極に絶縁コーティングを施し,準平等電界下におけるCO2ガス中の絶縁破壊特性を取得した.そして裸電極の絶縁破壊特性と比較検討した.その結果,コーティング電極系の負極性雷インパルス印加時における平均絶縁破壊電圧が,裸電極系に対して約20%上昇し,絶縁性能向上効果が得られた.この結果から,実器において導体にコーティングを施すことにより,絶縁性能向上効果を期待できるものと考えられる.
PDFファイルサイズ: 1,925 Kバイト
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