金属スペーサ付沿面放電型避雷装置の電気的特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 336

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Metallic Spacer Internal Organs Tube-Arrester's Electrical Characteristics

著者名: 枦健一(宮崎大学),日高伸亮(宮崎大学),大坪昌久(宮崎大学),本田親久(宮崎大学),副裕宣(九州電力)

著者名(英語): Kenichi Haji|Sinsuke Hidaka|Masahisa Otubo|Chikahisa Honda|Hirotaka Soi

キーワード: 避雷器|配電線|沿面放電|金属スペーサ|arrester|power distribution line|creeping discharge|metallic spacer

要約(日本語): 配電線雷害対策のコスト低減を主目的として沿面放電型避雷装置(チューブアレスタ)の開発が行われている。この避雷装置は酸化亜鉛素子を用いず,雷過電圧発生時はチューブ内部の沿面放電によって,避雷性能及び続流遮断性能が発揮される。
これまで,チューブアレスタに急峻波電圧が印加されると挿入電極先端部と背後電極端部の周辺で貫通破壊が発生すること,また,雷インパルス放電開始電圧が高いという問題点がある。
そこで,貫通破壊防止及び放電開始電圧の低下を目的として,チューブ内に金属を設置した金属スペーサ付チューブアレスタを試作し,電気的特性について調べた。
その結果,これまでのチューブアレスタよりも放電開始電圧が低下した。

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