高温超電導ケーブルの積層テープ絶縁構成における部分放電開始電界の体積効果

カテゴリ: 部門大会

論文No: 352

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Volume Effect on Partial Discharge Inception Strengh of Laminated Paper Insulation System for HTS Cable

著者名: 梛野晶樹 (名古屋大学),小林剛 (名古屋大学),早川直樹 (名古屋大学),高橋俊裕 (電力中央研究所),安田健次 (スーパージーエム),大久保仁 (名古屋大学)

キーワード: 高温超電導ケーブル|部分放電|体積効果体積効果|HTS Cable|Partial Discharge|Volume Effect

要約(日本語): これまで筆者らは高温超電導ケーブルの絶縁設計に資することを目的とし,高温超電導ケーブルの絶縁構成である液体窒素/積層テープ複合絶縁系において交流電圧印加時の部分放電開始電界(PDIE)の体積効果について検討を行い,統計的電界体積(SSLV)という概念を導入することによりPDIEの評価が統一的に行えることを明らかにしてきた.今回,同絶縁系の加圧環境下における部分放電開始電界の体積効果について検討を行い,加圧することによるPDIEの上昇傾向について考察した.また,SSLVが大きい領域においてはPDIEがほとんど低下せず,体積効果に飽和傾向が現れていることが分かった.

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