シリコーンゴムの表面撥水性挙動に及ぼすコロナ放電の影響(第2報)
シリコーンゴムの表面撥水性挙動に及ぼすコロナ放電の影響(第2報)
カテゴリ: 部門大会
論文No: 368
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): Influence of corona on hydrophobicity of silicone rubber -part 2-
著者名: 霜田 千香志(横浜国立大学),井口 滋彦(横浜国立大学),袴田 淳(横浜国立大学),尾崎 忠義(横浜国立大学),西村 誠介(横浜国立大学)
著者名(英語): Chikashi Shimoda(Yokohama National University),Shigehiko Inokuchi(Yokohama National University),Jun Hakamada(Yokohama National University),Tadayoshi Ozaki(Yokohama National University),Seisuke Nishimura(Yokohama National University)
キーワード: シリコーンゴム|撥水性|コロナ放電|接触角|疲労現象|silicone rubber|hydrophobicity|corona discharge|contact angle|degradation
要約(日本語): シリコーンゴムにコロナ放電を照射したときの基本的な表面撥水性挙動について昨年報告した。そこで今回は、シリコーンゴム試料と試験装置を若干変えたのでそれに関しての再現性と、昨年はまだ本格的に実施していなかった繰り返し過程に着目して実験を行ってきたのでそれを報告する。その結果、試料と試験装置を変えたことに関しては、昨年とほぼ同様の撥水性挙動が確認された。また繰り返し過程に関しては、長時間(照射18時間、休止54時間)の繰り返しでは見られなかったが、短時間(照射1.5時間、休止22.5時間)の繰り返しでは徐々に撥水性の回復が低下していく疲労現象が確認された。これは、短時間では撥水性の回復が間に合わないために起こったものと考えられる。
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