コロナ放電照射によるシリコーンゴム表面の変化について(第2報)
コロナ放電照射によるシリコーンゴム表面の変化について(第2報)
カテゴリ: 部門大会
論文No: 373
グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2004/08/05
タイトル(英語): Characteritics of silicone rubber under corona discharg -part 2-
著者名: 井口 滋彦(横浜国立大学),霜田 千香志(横浜国立大学),尾崎 忠義(横浜国立大学),西村 誠介(横浜国立大学)
著者名(英語): Shigehiko Inokuchi(Yokohama National University),Chikashi Shimoda(Yokohama National University),Tadayoshi Ozak(Yokohama National University),Seisuke Nishimura(Yokohama National University)
キーワード: シリコーンゴム|コロナ電気量|撥水性|放電生成物|silicoe rubber|corona charge|hydrophobicity|products by discharge
要約(日本語): 昨年はシリコーンゴムにコロナ放電を照射したときの表面状態に関して、表面撥水性が喪失するための放電電気量の閾値が1000pCであることを報告した。そこで今回はシリコーンゴム試料と試験装置を若干変えて同様の試験を行うことによる再現性を確認した。その結果、今回でも放電電気量の閾値がほぼ1000pCであることが確認された。また、長時間のコロナ照射に曝すと表面に黒い斑点模様が確認されるが、この斑点模様の析出とともに重量が増加していくことと、黒い模様の部分で特に撥水性の低下が見られたことから、この部分に撥水性の低下を及ぼす脂肪族カルボン酸や、アルキル基が生成されたものと考えた。
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